中古車ディーラーを分かりやすく紹介

釣りに行こうと車を走らせたいたとき、それ違いざまにアリストを見かけました。アリストといえば「走りを忘れた大人たちへ」のTVCMのキャッチコピー。これが出たのは1991年のことでした。

 

白髪白髭の年配の会社重役がスーツから革ジャンへと着替え、おてんば娘とデートと称しアリストへと乗りこむ。不良中年のために作られた車、それがアリストでした。後にスープラが積む2JZ−GTEエンジンを積んでいます。

 

1991年時にはスープラは1JZ−GTEを積んだA70型ですので、最高性能を積んだ車はアリストということになります。ノーマルで280馬力、ブーストアップ程度で400馬力近くでるエンジンです。それがセダンに積まれているのですから、普通の中年には荷が重いといえるでしょう。スープラとの違いは、重さと足回りで、足を煮詰めてもなかなかヨレは直りません。

 

ですがこれほどの車ですので、ガチガチに固めてしまうわけにもいかず少し弱い足になってしまったことは否めません。ですが2JZエンジンは、ライトチューンでメルセデスに引けをとらない馬力になるので、クローズドコースを走らせるという目的以外だと十分に対応できると思います。アリストは輸出もされていて、レクサスGSの名前で販売されましたが、輸出向けはNAですので注意が必要です。

 

1997年に2代目のJZS16型になり、兄弟車であったマジェスタと別れ、新しいフレームになりました。デザインも一新され、2JZ−GTEはトルクアップしています。2004年でアリストは生産を終了し、レクサスへと移行しました。

 

この当時V8エンジンを搭載した車なども出てきていますが、やはり最速セダンの座は、アリストで間違いないでしょう。現在ハイパワーFR車はほとんどないため、ミッションを移植したアリストがドリフトコースを走る姿も目につきます。「走りを忘れた大人たちへ」が走り好きの若者へと愛好者は変わってきているようです。

 

アリストの唯一の欠点は防犯対策で、人気車種ゆえに盗難被害も多く、イモビライザーは2代目の後期にしかついていません。愛車のためには、盗難防止装置をつけることをお勧めします。時々ネットで中古車ディーラーのページを見ているのですが、ここでもアリストを販売しておりました。人気グレードが展示されているようで、気になります。